らららマーケット

ハンドメイド作品に込められた想いに共感「第31回らららマーケット」開催後記

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

こんにちは、大山ゆうこです。

今年、関東では桜が早めに咲いたこともあって、この週末(4月1日・2日)は春爛漫の陽気。各地でさまざまなイベントが行われました。

らららマーケット(大手ホームセンターのカインズ鶴ヶ島店で定期的に開催)も無事に開催し、たくさんのお客様にお越しいただきました。

この記事では、今回の第31回らららマーケットに出店してくださり、インタビューにご協力いただいた2名の作家さまを特集します。

身近に感じるインテリアのクラフトバンドちーさん

最初にご紹介する作家さまはクラフトバンドちーさん(以下ちーさん)です。紙でつくっているとは思えないほど精巧で、触り心地も良いカゴが興味を惹きます。

ーーハンドメイド作品を創り始めたキッカケを教えてください。

ちーさん:私はクラフトバンドといって、クラフト紙で編む帯状の作品(主にカゴ)を制作しています。

はじめは雑誌の1ページの中で小さく載っている作品を見て、趣味でやってみようと思った程度なので、当時はマイブームで完結していました。

でもそれから10年ほど経ち、子育てが落ち着いた頃です。まだ家の中にある作品や材料を見ていて、ふと懐かしさを感じて「またつくってみよう」と思うようになったのがキッカケですね。


ーーその後はどのように展開されたのですか?

ちーさん:作品づくりを始めると、やっぱり誰かに見てもらいたいという気持ちが芽生えます。

以前、趣味でつくっていたとき、お友だちは認めてくれていましたが、世の中に送り出すにはどうすれば良いか考えていました。そんなときに地元でハンドメイド作品を販売できるレンタルボックスがあることを知ったんです。

ただそれでも、現在のように仕事になるとは思っていなくて、材料費を賄えればいいなという程度でした。

それがレンタルボックスでの出店をキッカケに、同じようにハンドメイド作品を販売している方とつながり、各地で行われているハンドメイド市(マルシェ)の存在を知りました。

今ではこうして企業様のイベントにも出店させてもらって嬉しい限りです。


ーー作品は参考にされているアートや作家さまがいらっしゃるのですか?

ちーさん:私が提供するクラフトバンドは全くの自己流です。

ハンドメイド作家は資格が不要なので、誰でもなれますし、私は講習なども受講したことがありません。ただその分、実力と言いますか、お客様の目は厳しいですよね。

それでも今では、先生と呼ばれることがしばしばあり、自己流を貫いてきたことが結果につながっていると思っています。


ーー作品への想いをお聞かせください。

ちーさん:紙でつくっていますが、自然の風合いを生かして、ちょっとしたお出かけやお家の中のインテリアなど、身近に感じてもらえたらいいなという想いでつくっています。

〜以上インタビューより〜


ちーさんは、北本市で行われている(北本市役所の)朝市に毎月出店。その他のイベントは2カ月に1度くらいのペースで出店されています。

ちーさんがおっしゃるように、身近に感じるクラフトバンドの魅力にぜひ触れてみてください。

クラフトバンドちーさんのインスタグラムは
以下をクリック
↓ ↓ ↓

クラフトバンドちーさん


木と布の雑貨店one Cedar 1017

次にご紹介するのは、one Cedar 1017代表のHITOSUGIさん(以下HITOSUGIさん)です。

ーーどのような作品をつくられているのですか?

HITOSUGIさん:帆布(はんぷ)という細かい糸を練り合わせた厚手の布を使ったバッグを中心につくっています。

帆布は縦と横の交互に糸を織っていくので、分厚くて丈夫なのが特徴です。また分厚いのに通気性も良いというメリットがあります。

帆布のバッグ自体はすでにたくさんの方がつくっています。なので、オリジナルブランドを生み出すならどんなものが良いかと考えたとき、私は元々ハワイアンキルトが好きなので、キルティングのアイデアをそこから引き出しました。


ーー作品づくりのキッカケを教えてください。

HITOSUGIさん:キッカケはたまたま足を運んだハンドメイドマルシェで帆布のバッグを見たときのことです。

そのバッグを販売していた方が私の師匠なのですが、話を聞いたときに「私にもできるかもしれない」と思い、そこから一気にものづくりが進みましたね。

なので、そのイベントがいわば人生のターニングポイントです。


ーー昔からものづくりは好きだったのですか?

HITOSUGIさん:はい!昔から縫い物が好きで、手先は器用な方だと思います。先ほどもお伝えしましたが、ハワイアンキルトに憧れてものづくりの世界に入りました。

ハワイアンキルトって一眼ずつ作っていくので、その存在自体がアートだと思うんですが、一つの作品をつくるのにかなりの時間を要します。それで元々得意だったミシンを使ってつくれる作品を制作するようになりました。


ーーどのような方にオススメですか?

HITOSUGIさん:販売を始めたばかりの頃は年配のお客さまが多かったのですが、今では同年代のお客さまも多く、幅広い世代の方に使っていただけたらと思っています。


ーーハンドメイド作品への想いをお聞かせください。

HITOSUGIさん:ハンドメイドって唯一無二ですよね。だから、作品を手にしたときに自分が元気になる、見てるだけでも嬉しくなるような作品づくりを心がけています。

またハンドメイドが好きな人との接点をもっと作れたらいいなと思っています。実際、リピーターさんが買いに来てくれたり、買わなくても会いに来てくれるだけで私も元気をもらえます。

なので、時間の許す限り作品づくりやPRに没頭していきたいですね。

〜以上インタビューより〜


HITOSUGIさんは現在、月に2回くらいのペースでイベントに出店されており、次回のらららマーケット(6月3日・4日開催予定)にも出店予定です。オーダーメイドも受け付けておりますが、現在は注文が殺到していて、お待たせしてしまうほどの人気だとか。帆布生地の作品、今後も見逃せないですね。

one Cedar 1017のインスタグラムは
以下をクリック
↓ ↓ ↓

one Cedar 1017


おわりにーー

ハンドメイドイベントの魅力は、市販の大量生産品とは異なる自分だけのオリジナル、そしてその可愛さや親近感と言えます。らららマーケットでは、今回ご紹介した作家さまのように、作品への強い気持ちと愛情を注ぐ方が多く出店されています。

次回以降も素敵な作品を皆さんにお届けできるように、楽しいイベントにしていきたいと思います。

またご来場いただいた皆さん、出店してくださったハンドメイド作家の皆さん、そしてイベント開催にご協力くださったカインズの皆さん、この場をお借りして御礼申し上げます。ありがとうござました。

次回のらららマーケットは2023年6月3日(土)4日(日)に開催予定です。どうぞご期待くださいませ。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

コメントを残す

*

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください