小物やアクセサリーなど、ハンドメイド作品をもっと素敵に撮りたい!という方のために、スマホでの作品撮影「きほんのき」をお伝えします。
せっかくの作品をブログやInstagramなどのSNSにアップしても、
暗くて画像がザラザラしたり、影が映ってしまったりして、なんかイメージと違う・・・といったお悩みを持つ方は少なくないはず。
そんなときは一体どうすれば良いのでしょうか。
写真撮影は明るさが命
まず、暗さの改善ですが、これは明るいところで撮影するに尽きます。そもそもスマホは光を増幅させるセンサーが、一眼レフカメラと違って小さいため、画像が劣化してザラザラしてしまうのです。
照度(ルクス)でいえば、夜間の明るさ(室内)は、照明をつけていても500ルクス程度。それが晴れた日の昼間だと、外の照度は10万ルクス、室内に入っても3,000ルクスあります。
それならフラッシュをたけば良いと思うでしょうが、フラッシュについても、スマホだと部分的に強い光が当たったり、影が映って作品の質感が下がったりしてしまうんですね。
そのため、作品の撮影は日中の明るい場所で行うことがベストでしょう。
ハンドメイド作品がインスタ映えする3つのコツ
暗さの改善についてはわかったけど、具体的にどうやって撮ればいいの?という疑問もあるでしょう。そこで、ハンドメイド作品を撮影するときの具体的な注意点・インスタ映えする3つのコツをお伝えします。
1.直射日光を避ける
先ほど、日中の明るさを考慮して撮影することがベスト!とお伝えしましたが、直射日光は避けて、やわらかな光の差し込む場所で撮影しましょう。これは直射日光は光が強すぎるので、影が映ってしまう可能性が高いからです。
2.レフ板の使用(代用品OK)
レフ板とは、被写体に光を反射させて影になる部分の明るさを調整するためのものです。スタジオ撮影で、プロのカメラマンがアシスタントに銀幕の板を持たせて使用するシーンを見たことがありませんか。それがレフ板です。
ただそう言うと、そんな本格的なことムリ・・・と思うかもしれません。でも大丈夫です。
実をいうと、レフ板は100均で販売しているカラーボードにアルミホイルを貼れば、誰でも簡単にレフ板の代用品がつくれます。下記画像のようなものをつくれば、おウチのお部屋がスタジオに様変わり!
3.陳列(並べ方・置き方)
こうして撮影場所を整えたら、最後は作品を置いてシャッターボタンを押すだけですが、撮影前に大切なポイントがあります。それは陳列(置き方・並べ方)です。
せっかく撮影環境を整えたのに、作品が散らかった状態で置かれていたら、写真そのものは上手に撮れても作品を買いたいと思われない可能性があります。
ですから、作品の置き方・並べ方には、ぜひこだわってくださいね。
まとめ
いかがでしたか。今回お伝えしたハンドメイド作品をインスタ映えさせる3つのコツを押さえれば、あなたの作品の魅力はより引き立ち、ぜひ「手にとってみたい」と思われること間違いなしです。
ハンドメイド作品をインターネット上に掲載するとき、大切なのはオシャレ感よりも、色や形・質感をどれだけ実物と同じに見せられるかということです。
ハンドメイド作家として自信の作品を世の中にアピールして存在感を示すためにも、作品の撮影に力を入れてみましょう。