ハンドメイド

世界に「たった1つ」を届けたい!ハンドメイド作家の夢を現実に

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「珍しいデザインだな」「どうやって作っているのだろう」と、思わず手に取ってしまうハンドメイド作品。作った人の個性が表れ、どこか温かみのあるところは、市販品にない魅力です。

こうした「手作り作品を作る人たちが、オリジナル作品を自分で販売する市(マーケット)」がハンドメイドマルシェです。マルシェによっては、販売だけでなく、お客さまとコミュニケーションを取りながら体験するワークショップもあります。子どもからシニア世代まで幅広い層が楽しめる空間であると言えます。

▼目次

  • 1.ハンドメイド作家に興味をもったら…
  • 2.人気のハンドメイド作家になるために
  • 2-1.お客さま目線
  • 2-2.自分が楽しむ
  • 3.埼玉県のハンドメイドマルシェを知ろう!
  • 4.川越・鶴ヶ島付近で盛り上がる!おすすめのハンドメイドマルシェ
  • 5.まとめ
  • 1.ハンドメイド作家に興味をもったら…

    ハンドメイド作品にはさまざまなジャンルがあります。

    ・アクセサリー
    ・布小物、服
    ・木工雑貨、家具
    ・イラスト&アート
    ・陶芸品
    ・ガラス雑貨
    ・フード
    ・インテリア雑貨

    …など、手作りのオリジナルであれば、全てハンドメイド作品と呼ぶことができます。

    ハンドメイドマルシェに出店するのに、特別な資格は必要ありません。手作り作品があり、然るべき手続きを行えば、誰でも出店することができます。もし、まだ作れるものがなければ、興味をもった作品を専門の講師から教わり、自分で作ることで楽しさを体感してみましょう。

    オリジナルの作品を作れるようになったら、ハンドメイドマルシェ出店経験のある作家さんブースの一角で、「お試し販売」をすることから始めると良いかもしれません。ハンドメイドマルシェで販売経験や人とのつながりを重ねるうちに、出店することに自信がつくので、一層イベントそのものを楽しめるようになります。

    なお、人が集まりモノを売買するという意味では、フリーマーケットと間違えられることもあります。フリーマーケットは『不用になったモノを持ち寄って安く売買すること(その場所)』を指します。必ずしも手作り品が並ぶマーケットではありませんのでご注意ください。

    2.人気のハンドメイド作家になるために

    たくさんの人に自分の作品を知って使ってもらうために、心がけたいことがあります。

    2-1.お客さま目線

    モノを買ってもらうには「ターゲット設定」や「独創性とクオリティ」が必要です。その作品は誰に向けて、いつどんな時に使うか?使うとどんな気持ちになるか?など、『商品の価値』を洗い出してみましょう。

    常にお客さま目線を大切にして創作することで、商品の価値が上がります。さらに、今までにない新しさや、完成度の高さが加われば、注目される可能性が高くなります。

    2-2.自分が楽しむ

    もう1つのコツは自分が楽しむこと。商品はお客さま目線が必要とお伝えしましたが、同時に自分がワクワクした気持ちになり、作ることそのものを楽しんでいるか意識することも必要です。

    なぜその作品を作りたくなったか?作品のどんなところに魅力を感じているか?自分自身に問いかけながら、時間を忘れるくらいに楽しくなる作品作りをすることがポイントです。

    また、ハンドメイドマルシェは出会いの場であり、リアルに人とのやりとりを楽しむコミュニケーションの場でもあります。お客さまに直接商品の想いを伝えて、価値に共感してもらえる絶好のチャンスです。

    リアルな場だからこそ、お客さまの本音が聞けて、新しい作品作りのヒントが生まれるきっかけにもなります。お客さまだけでなく、主催者や出店者同士ともつながり、交流を楽しみましょう。出店のヒントや他のイベント情報など、情報交換の場にもなるので、自分で壁を作らず積極的にハンドメイド作家としての輪を広げていくことが大切です。 

    3.埼玉県のハンドメイドマルシェを知ろう!

    ハンドメイドマルシェへの出店を続けることは、より多くの人に自分の存在を知ってもらい、売れる作家になるための近道です。そのためには、自分に合ったイベント情報を常にキャッチできるようアンテナを張っておくことをおすすめします。

    ハンドメイドに関するイベントは、さまざまな地域、場所で開催されています。屋外だとハウジングステージ、公園、お寺などがあり、屋内ではショッピングモールを中心とした人が自然と集まりやすい場所に多く見られます。

    インターネットで「エリア名+ハンドメイドマーケット(手作り市)」で検索すると、そのエリアで開催されるハンドメイドイベントを見つけることができます。ただし、中にはハンドメイドに限らないもの(フリーマーケット)もありますので、内容をよく確認しましょう。

    まずはご自身が無理なく移動できるエリアかどうか判断します。

    そして、

    ・出展料
    ・ブースの広さ
    ・貸し出し品の有無(机や椅子、電源など)
    ・火器使用の可否
    ・過去の開催の様子
    などを確認しましょう。

    他にも商品の特性によって、

    ・駐車場からブースまでの距離
    ・近隣での他イベント開催の有無
    ・地面の状況(アスファルトか、芝生か…等)
    ・屋内か屋外か(天候を気にするかどうか)
    といった項目にこだわりがある場合は、事前に把握しておくと良いでしょう。

    4.川越・鶴ヶ島付近で盛り上がる!おすすめのハンドメイドマルシェ

    埼玉県中部に位置する川越・鶴ヶ島エリアでは、ハンドメイドマルシェが盛り上がりを見せています。これまでに20回以上開催されているイベント、アットホーム感が心地よいキッチンカーカフェもあります。お近くにお越しの際は、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?

    ハンドメイド雑貨市「雅市」

    埼玉県をはじめ、東京都や群馬県など隣接エリアから多くの作家さんが出店するハンドメイド雑貨市です。手作り雑貨を中心に、ワークショップ、リフレクソロジーなどにも人が集まります。

    らららマーケット

    大手ホームセンター「カインズ鶴ヶ島店」で定期的に行われています。日常のお買い物の途中でも、ふらりと参加できる立地で人気。 

    39マーケット

    キッチンカーカフェの一角のミニマルシェ。通常は毎月第3日曜日に開催されます。毎回7~10店ほどの出店で、アットホーム感が魅力です。

    ※コロナ禍のため、各イベントは中止になる場合もあります。

    5.まとめ

    「これかわいいな」と手に取ったとき、小さな幸せを感じませんか?モノはモノでありながら作り手の想いで、世界観でもあります。その世界観がお客さまの感性に響いたとき、小さな幸せとなって伝わります。手作りのモノを通して、人と人の『好き』が結びつく場所がハンドメイドマルシェだと言えるのはないでしょうか。

    日常を離れたハンドメイドマルシェには、「わたしのお気に入り」や「世界でたった1つ」との出会いを求めて、たくさんの人が足を運びます。

    作ったモノに自分の世界を託し、人との絆を生み出すハンドメイドマルシェ。あなたも体験してみませんか?

    文:矢島真沙子

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